ガニアシとは・・・
コンブが岩にはりついている根っこのような部分です。「ガニアシ」は非常に固く、食用にならないため廃棄されていました。しかし、ガニアシの研究が進むにつれ、さまざまな新しい成分が発見され、健康維持に役立つと注目されています。
最近養殖が盛んになり、「ガニアシ」ごと収穫できるようになりましたが、固くて食用に向いていないため、捨てられていました。
カイゲンファーマは、そんな「ガニアシ」に注目。コンブに限らず植物の根には、栄養素が豊富に含まれています。平成11年に科学技術振興事業団、平成12年に北海道科学・産業技術振興事業団の研究開発の支援を受け、「ガニアシ」の研究を進めてきました。その結果「ガニアシ」にはミネラルが豊富に含まれていることがわかりました。
フコイダン , アルギン酸 , ミネラル
ガニアシにはコンブの2倍のミネラルが含まれ、アルギン酸、フコイダン、セルロースなどの多糖類や食物繊維が1.7倍も含まれています。
また、ガニアシには2種類のフコイダンが含まれており、専門の分野でも熱い注目を浴びる成分になっています。
厳しい北の海の環境で育つコンブ。コンブはそんな厳しい環境の中でも海からのミネラルや栄養をたっぷり摂って育ちます。
コンブ自体は、日本で古くから使われてきた素材ですが、コンブの仮根の部分は、岩にガッチリくっついていて、採取することが出来ませんでした。この岩に付いている姿が、蟹のように見えることから、地元の漁師さんは「ガニアシ」と呼んでいました。